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FaOI 新潟 2017 [フィギュアスケート]

新潟17日(土)の公演を見ました。
FaOIは見所が多すぎてなかなか咀嚼できないけど
今年は本当に幸せな時間だった[黒ハート]
もう一週間経っちゃったけど忘れたくないので観ショー記[ペン]

新幹線一本で行ける新潟は、電車4本乗り継ぐ幕張より行きやすいような気がして
しまう錯覚。新幹線大好きな私はいつも東京駅で目がキラキラ[新幹線]
朱鷺メッセの見えづらさでしばらく新潟に行ってなかったけど、新潟駅を降りたら
いろいろ思い出して懐かしい。たしか最後に来たのは2011年9月のFaOIだったかな。
震災後の羽生くんのショー渡り鳥生活の終盤だったなぁとか、2007COIの時のジョニー
の思い出とか・・


早めに会場着いたけど既にパンフ売り切れ↓会場に来てない人が持ってて会場
来ている人が買えないなんて(涙)部数制限してほしいよ。通販もしてくれるそうだ
けどすぐに売り切れそうだなぁ。
席は選ばれし者感がすごいプレミア[ぴかぴか(新しい)]幕張と比べるとリンクから距離あるけどその分
死角はまったくなく、スタンドからも離れてて席数もすごく少なくこれぞプレミアという
席のど真ん中。スケーターを遮るものが何もなく視線を投げかけられる、試合でいうと
ジャッジ席みたいな場所。神席過ぎる。アイクリありがとう。
だがしかし、依然としてスタンドからの視界は改善されてなかった模様で、前の
人の頭でリンクの3分の1は見えない人がほとんどだったっぽい。列を少なくして
段差を大きくするとかやりようがないのかな。新潟はいいところだから本当に設営
だけは工夫してほしい。

演目は神戸と一緒だから既にネタバレしてるけど、大事なとこ見落とさないためには
予め把握しといてよかった。群舞はいつもはショートサイドが正面だけど今回のショ
ートは3列だけの関係者席だったからか、ロングからも見やすい配置になってた部分
もあってありがたい。

オープニング2曲目杏里のキャッツアイ♪80年代JPOPはどーなんだろと思ったけど
この曲じゃなければ羽生くんのニャんポーズも見れなかったし結果的にOKかと。
正直神戸のをテレビで見てた時は私が代わりに歌ってあげようか(オイ)くらいに
思っちゃったけど、現地だと音響も違うし思ってたよりぜんぜん良かった。
最初のスタンバイでこちら向きにしゃがみながらパーカッションのリズムに合わせて
ニャンというよりは高速で太鼓叩いてるっぽい動き。立ち上がってバックスネーク
しながら挑発的な視線で体をくねらせながらシャツをたくし上げて腹筋見せてキャー。
こういうのが自然にできちゃうんだよなぁ。煽りもどんどん進化していく。中央で
ロンダート!すごい!最後はハビエルと背中合わせでバキューン。ショートサイド
狙ってすぐ南へ向いて多方面へのアピールに余念がない。捌ける時もステージ近い
残念席にもニャんポーズを送って全方向の観客を楽しませる、プロの域だ。

ラトデニくんがFaOIデビュー。JGPに出てた頃の少年ぽさから一気に青年の風貌に
なって長い手足に金髪が映える。ステファンの教え子だからかステファン風味が
出てきてて、それはそれですごいことだけど、ここからまた自分の色を出していく
んだろうな。欧州男子期待の星。

織田くんは一部は藤澤さんとのコラボで「愛の挨拶」。クラシックを日本語に
するのはちょっとアレだけど、織田くんにこの曲がすごく合ってたから結果OK。
お客さんと一緒に指差す演出も織田くんだと自然。二部のステファン振り付け
のプロはエモーショナルなステファンらしいプロ。ジャンプも振り付けの一部の
ように跳んでた。

神戸までいたポゴリラヤの代わり?に新潟はメドベデワ。世界女王だけど
あくまでも出番も群舞もポゴリラヤと同じところだった。一部のコラボは
振り付けも一緒だったのかな?でもジャンプ跳びまくりだった(笑)3-3-3を
やりたいのはわかるんだけどどうしてもセカンド以降がどっこいしょ跳びになって
美しくなくなっちゃうのがなぁ。二部は以前のEXパレーロ。セラムンじゃなくて
良かった。競技プロも今までと違った路線のが見たいなぁ。

バルデのマイケルメドレーかっこよかった。成績に関係なく魅せる演技をすれば
みんなに受け入れられる。ショーに呼ぶのは大賛成なので、試合の時のエキシは
彼ばかりじゃなくて地元枠復活してほしい。

バルデの次が本田まりんちゃんのCA物語で、リンクサイドに座ってるバルデに
お飲み物はいかがですか?と水を渡してバルデが頭からかぶっちゃうという(笑)
面白かった。間近で見るまりんちゃんの笑顔は本当にキュート。関係ないけど
小学生の時のクラスの出し物でCA物語の劇やって、私はマリコ役であの手袋
グギギがかなりウケた思い出(笑)

ジョニーは一部は幕張で見たあのスケスケぽい釘付け衣装。肌が透けてるように
見えるけど実際は襦袢が透けてるだけだから。正面目の前で見るとジョニー比で
かなりドヤってた。今回は髪クルクルしてて可愛かった。転倒しちゃったけど
3A挑戦した!その姿勢が見れるだけでもすごくうれしいよ。ロングツイズルも
すごい迫力。今回もジョニーの香水の香りに包まれるアリーナ。
去年の赤い衣装はお尻を強調して見せてたけど、そのシーズンの羽生くんのSP
の衣装もお尻のライン強調?してたから、今年は透け路線くるか?というのは冗談
だけど、五輪イヤーだしジンクス的にジョニーにまたデザイン頼まないのかなぁ?
神戸と新潟の最終日はクリープだったんだね。数年前幕張で見たけどかなり好きだ
ったから他の日もやっていいんだよ。二部は木下さんの弾き語りコラボでアメージ
ンググレイス。美しいジョニーは涙腺を刺激する。3-3コンボも跳んだ!新潟は
ジョニーとの思い出がいっぱいでいろんなこと思い出して涙出たよ。07東京ワール
ド後にコーチと拠点変更発表して新潟COIに来た時のこと。ちょうど10年前22歳の
時。ワールド王者にも五輪メダリストにもなれなかったけど、今もこうして毎年日本
で演技を見られるのが信じられないほどうれしいよ。

鈴木さんのアメジストはYoshikiの曲で振り付けはジェフなんだ。衣装もゴージャス。
二部は白い衣装で杏里とのコラボで「サマーキャンドル」。失恋ソングが多い杏里
の曲の中での結婚ソング。杏里に生歌で祝福されてるようだった。お幸せに~。
ちなみにこの歌はウン十年前、ある人の結婚式で私が歌った♪「幾千の胸に~」
のとこが気持ち良くて完全に自分の世界に入っちゃうんだよね。

宇野くんは四季の冬。幕張ではクワド入れてなかったけど神戸から4Fと4T入れてきた。
コンボは4Tに付けるのかな。衣装は背中に赤が入ってよりゴージャスに。ステップは
前半なんだね。3Aはイーグルサンドにしてた。最後のとこでどうしてもパトリックを
思い出すのは私だけ・・?

ジェフは一部は盲目のアーティスト木下さんの弾き語りで「Isn't She Lovely」♪
木下さんの歌唱力は素晴らしかった。リンクからはみ出してくるような全開の笑顔の
ジェフにイーグルで横切られる。張りのあるよくとおる歌声に軽快なジェフの滑りがマッチ
していた。二部のBetter To Be Lovedもキレッキレ。幾つになっても変わらないジェフ
を見ているといろんなスケーターの未来が楽しみになる。ジェフがFaOIに関わってくれ
てから一気にショーが垢抜けて、どんな昔のアーティストがきてもジェフのセンスと
指導で引き締まる。羽生くんをここまで進化させてくれて本当にありがとう。これから
もよろしくお願いします。素敵なスケーターはたくさんいるけど、その中でもジェフが
近くにいてくれることが本当に良かったなぁといつもしみじみ思う。

ハビエルは一部は木下さんとのコラボ「A Song For You」。ジャケット似合ってた
けどフィナーレのだよね?(笑)ハビエルのしっとり系プロもすごく素敵だから
コミカルはそろそろいいかも。それともコミカル系やれとリクエストでもされてる
のかなぁ。二部はチャップリン見たかったけど海賊のだった。コミカルなのになぜか
しらーっとなる会場の空気がこわい;

新潟はパパシゼがいた[グッド(上向き矢印)]正面ど真ん中で彼らが見れるとは。こちらにたくさん表情を
投げかけてくれるしなんて美しいんだ。リフトも軽々スムーズに重力を感じさせない。
彼らもちょっとプロ(FD)が似たり寄ったりだからこういうコラボでぜんぜん別の
雰囲気のが見れるのは新鮮。

荒川さんのタンゴ「ジェラシー」素晴らしかった[ぴかぴか(新しい)]羽生くんもそうなんだけどまず
ライトが当たった瞬間の立ち姿だけですごいオーラ。白い肌がライトに映えて美しい。
露出もまったくやらしくない。決して引き出しが多いほうではないだけに、情熱的な
タンゴはすごく新鮮。以前フラメンコやったこともあったけどあの時もおおっときた。
舞台袖のとこで関係者たちが入れ替わり立ち替わりで見物してるんだけど、荒川さん
の娘さんもいたよね?肩車されてたような。

エアリアルのチェスナ夫妻は新作だった。シルクドソレイユの曲かな。今までと
違った雰囲気で新鮮。まだ慣れてないぽかったけど、なぜか今までのほどは
ドキドキしなかったかも。一つ一つ真剣に確認しながらやってた。

ステファンは一部は幕張と同じプリンスで二部は「Slave To The Music」。
アップテンポで踊り跳ぶステファンかっこよかった。ジェフとはまた違う
音楽と踊りと滑りの融合。無駄のない洗練された動き、素晴らしい!


プルシェンコは幕張と逆で一部にSex Bombで二部に震災哀悼プロだった。
羽生くん念願のSex Bomb見れてよかったね。楽ではプルさま団扇持って大はしゃぎ
してたようだけど、団扇を頭上に上げるのは良い子は真似しないでね(笑)客席乱入
は私のいた側だったけど、スタンドの傾斜が緩やかすぎてちょっと上へ上がっちゃう
と何も見えない。向こうからもこちらは見えないということなのね。哀悼プロは別人
のようにどこも突っ込めないほど深い悲しみを湛えてて心から演じているのがわかる。


ラストは羽生くんのショパンバラード1番。今回は正面だったけどリンクの大きさ
からか端のほうからスタートしたから最初の静止のとこはよく見えなかった。SEIMEI
の時みたくブレス音(息吸う音)入れてるのかな?元々の音源にもブレス音入ってた
けどもっといろんな箇所で聞こえたから。幕張楽で既にノーミス見ちゃってるけど、
半月たってまた別のものに変わってた。正面だったこともあったから表情がよく見え
たのだけど、狂おしいような妖艶?な雰囲気を醸し出していておおっとなった。
ソチ後にこの曲を滑った時は、その前のパリ散がワイルドにかっ飛んでたのに対して、
15秒間の静止とか、私の勝手なイメージは抑制みたいなものだった。途中の変速
のところは音が取りずらくてジャンプも跳びずらかったけど、2クワドにして構成に
変えてからはスムーズに跳びやすくなった。試合の時はアドレナリンが出まくる
からか抑えが効かなくなって、ステップでは荒ぶりすぎちゃってるように見えて
しまった時もあっけど、今は振り切らずに制御できている。リンクが狭いからまた
軌道やステップも変わってくると思うし、見る度にまた新しい発見がありそう。
土曜は4T-3降りたと思ったら転倒しちゃって悔しそうだったけど、ステップは本当
に表情豊かで釘付けになった。最後の挨拶の時に、なんで転んじゃったんだろ
みたいに頭掻いてたけど、ミスなんて忘れるくらい美しい演技にみんな大盛り上がり。
アンコールのクレイジーの始めのとこで、上の壁を嬉しそうに指差してると思ったら、
レーザー光線でマッスルプルさまとの共演(笑)ズサー入る前にそっち行くぜみたい
に指差してから入った。投げキッスも指差しも四方に満遍なく。フィニッシュポーズ
も挨拶もプル様の真似でマッスルポーズで。「ユヅルマッスルマンハニュー」と
コールされてた(笑)


フィナーレは去年の幕張と同じ藤澤さんの歌う第九「希望の歌」。去年羽生くん
のいなかったちょっと寂しいフィナーレを思い出し、誰よりも楽しそうに滑る姿に
胸がいっぱい。このジャケット姿も見られてうれしい。歌いながら両腕で指揮し
ながら滑ってた。まるで皆で羽生くんの怪我からの復活、ワールド王座奪還を
祝っているような歓喜のフィナーレ。きっときっと来年も盛大に。

プレミアだから周回の時はリンクサイドに立つんだけど、幕張の時はぎゅうぎゅう
だったのに新潟は人数少ないからか隣の人と1メートルくらい離れてスカスカな
状態。後ろを振り返ると柵の向こうに皆がひしめき合ってて落差がすごい。もち
ろん雪崩になるから柵で止めてくれないと困るけど。

一芸大会で群舞スケーターの女性がハードルの下をクリムキンイーグルでくぐった
ら、羽生くんもヘランジでくぐった。最後の挨拶でお客さんに「元気ですね」って、
お前のせいじゃっと心の中でツッコミ。神戸の時もだったけど帰る人にはアッサリで
泊まる人にはデレるのはどうしてなんだ。見たくても一公演しか見れない人のほうが
必死な思いで来てる人多いのよ。リンクを造ってくれたスタッフに感謝の言葉と、
リンク寒いからヘソ出してる人は気をつけてねっ俺かっ!と一人ノリツッコミ(笑)
ありがとーのエール交換?したラストに謎の言葉を発したけどなんて言ったのか。


今年がこんなに楽しくて盛り上がったのは、羽生くんが目一杯盛り上げてくれた
からだけじゃなくて、怪我から始まったシーズンの最後に、王座奪還を果たして
最高の形でシーズンを終えることができたからというのも大きい。来年もきっと
すごいことが待っているはずだけど、とりあえずオフの今は一旦肩の荷を降ろして
大いにスケートを楽しんで、そして来たるビッグシーズンに向かっていこうと、
祝福と壮行会的な空気が満ちていた。

4年前とは違う立場で向かう五輪への重圧は計り知れない。何のためにこんな重い
ものと戦うのだろうと自問自答し続けてきたはずだけど、こういう瞬間にその答え
の一部になるようなものを見出せているのでは。五輪だけが全てではないし、既に
金メダルは持っている。幸せの形はいくつでもある、これからも一緒に作り出していこう。

でもちゃんとわかっている、こうして皆に喜んでもらえるのも、厳しい試合を戦い抜いて
きて、その結果があるからこそのシビアな世界だということも。絶対に勝利を手にする
んだと、簡単なことじゃないけど、頑張れる原動力がこんなにもあるから。



私が男子の魅力に嵌ったトリノ組の面々がこうして10年以上経っても
その魅力を存分に発揮してくれて、今競技のトップを走っている羽生くんを
見守り続けてくれている、この素晴らしい循環に胸がいっぱい。
また必ず来年もその先もずっとずっとこの大好きな人たちと集えますように。


6月もあとわずか、不安の中で迎えた2016-17シーズンだったけど最高の形で
終えることができて、来たるビッグシーズンに大きな弾みになった。

4年に一度のシーズンがやってくる!


FaOI終わって寂しいけれど、DOIも行きます!いつものように初日と楽。
みんなの新プロ楽しみ!